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高山に六白黒豚とんかつ専門店「かつ善」-鹿児島産の高級ブランド豚使う

観光地からは離れた住宅街の路地に面する同店

観光地からは離れた住宅街の路地に面する同店

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 高山に1月11日、六白黒豚とんかつ専門店「かつ善」(高山市桐生町、TEL0577-32-3559)がオープンした。

黒豚上ロースかつ膳

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 店舗面積は約20坪、席数は和室2部屋に小上がりテーブル4席、カウンター6席の計45席。店主の江口隆二さんは「ゆったりとくつろいで食事をしていただけるよう、あえて広く席を取った。子ども連れや家族で利用してほしい」と話す。

 六白黒豚は、鼻の先・前足・後足・尻尾の6カ所が白いため、この名が付けられた鹿児島産の高級ブランド豚で、黒豚の中でも特に味が良いことで知られる。鹿児島県種子島出身の江口さんは「『六白黒豚』はブランド管理がしっかりされているので、岐阜県内でも目にすることはほとんど無いと思う。他の黒豚に比べ飼育に倍の時間がかかり、種子島特産のアンノウイモを食べて育つため、きめ細かい肉質と歯切れの良さ、甘みのある脂が特徴」と話す。

 同店のとんかつは全て「六白黒豚」を使う。米は飛騨産の「ひとめぼれ」100%。米農家一軒から直接買い付け、もみすりしたてのものを使うというこだわりぶり。昼メニューの「かつ膳ランチ」(950円、コーヒー付き)のほか、「黒豚上ロースかつ膳」(120グラム、1,280円)、「黒豚上ロースかつ膳(150グラム、1,580円)、「黒豚ひれかつ膳」(1,680円)、「レディースえびひれ膳」(1,580円)など。タレは「甘口」と「辛口」を好みで選べる。客は注文をしてから、すり鉢でいりゴマをすって待つ。

 江口さんは「地元・鹿児島のおいしい六白黒豚を飛騨の人に紹介したい。まず、何もかかってない状態で食べてもらえれば肉のうま味がわかってもらえると思う。とんかつは安い食べ物ではないが、何か良いことがあった時や家族で外食する時に立ち寄ってもらえれば。期待は裏切りません」と自信を見せる。

 営業時間は11時30分~14時と17時~21時。水曜定休。

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