奥飛騨温泉郷・新平湯温泉の「タルマの滝・親水公園」一帯で現在、「タルマかねこおりライトアップ」が行われている。2月5日まで行われた冬の特別イベント「たるま物語」では「氷のバー」も登場し、来場者でにぎわった。
今年で3回目となる「氷のバー」には期間中延べ1500人が来場した。水を吹き付けて凍らせた「氷のオブジェ」が幻想的な美しさを演出する店内では、オリジナルカクテルの「トゥルーハート」(アンズの酒をレモンティーで割ったもの)や「ハートランドビール」、りんごジュースをブレンドしたホットワイン、温かいソフトドリンクなどを販売した。
訪れた客らは「とてもきれい。ちょっと寒いが温かい飲み物を飲んでほっと落ち着く。これが全て氷だと思うと何だか不思議な感じ」と話し、奥飛騨温泉郷の冬の一夜を楽しんだ。
「氷のバー」運営スタッフの早川政範さんは「今年もおかげさまで多数のお客さまにご来場いただき感謝。来年はバーの規模を拡大してリニューアルを予定している。オープンスタイルのデザインにしてライティングにも趣向を凝らしたい」と意気込みを見せる。
同イベントでは「砂防ダムトンネルのイルミネーション」や「絵馬市」をはじめ、縁結びにご利益があるとされる「ご縁札」も販売した。
ライトアップは2月29日まで開催。点灯時間は17時~22時。