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岐阜県内6地区の商議所青年部が「わが町の魅力」プレゼン-高山でYEG県連大会

魅力をPRする高山YEGのメンバー

魅力をPRする高山YEGのメンバー

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 高山市内のホテルで2月4日、岐阜県商工会議所青年部連合会による「県連大会」が行われた。同大会には県内6地区から約170人のメンバーが参加し、コンテスト形式で「わが町の魅力」をアピールするプレゼンテーション大会を開いた。

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 県連大会は、岐阜県下の商工会議所青年部(以下YEG)メンバーが集まり、交流を通じて絆を深め合う事をモットーに各地域持ち回りで毎年開催されている。今年で9回目となる同大会では、第1回大会以来7年ぶりとなる「ディスカバー・マイ・タウン・コンテスト(DMTC)」を開催。

 審査のポイントは「観光客の視点に立ち、実際にその町に観光へ行ってみたいと思ったかどうか」。「各務原(かかみがはら)」「恵那(えな)」「可児(かに)」「高山」「関」「美濃加茂」の各YEGは12分の制限時間の中で、それぞれの地域の名物や見どころをスライド映像を交えながらPR、最後に投票が行われた。

 各務原YEGは、航空自衛隊「ブルーインパルス」や、浦島太郎伝説に出てくる竜宮城の入り口があると伝えられる「おがせ池」などを紹介。恵那YEGは、「ボルダリングの聖地」として最近話題になっているという「笠置山」や、県内唯一の本格的屋内スケートリンクの「クリスタルパーク」などを紹介した。

 可児YEGは「織部焼き」や戦国武将ゆかりの史跡のほか、桃太郎伝説の元になったといわれる「鬼が島」や周辺の桜並木を紹介。関YEGは「岐阜県は魅力や名産品が決して無いわけでなく、住みやすいのに広報活動が下手だから知名度がない」と分析したうえで、北海道のローカル番組「水曜どうでしょう」をそのまま再現した「関どうでしょう」を紹介、観客の笑いを誘った。

 美濃加茂YEGは「市の形が、ちっちゃい『岐阜県の形』に見える事」や、「駅前の名店の味」復活を願い現在開発中の名物「みのかも焼きそば」のPRなど、独特の視点で注目を浴びた。高山YEGはパワースポットの視点から町をPR、「位山(くらいやま)」にある「天岩戸」や巨石群、丹生川町にある「日輪神社」の「太陽石」や御神体の山に伝わる人工ピラミッド説を紹介し、観客の興味を引いた。「皆が知らない高山をアピールできて良かった」と高山YEGメンバー。

 コンテストは恵那YEGが優勝。同大会の締めくくりとして下畑拓哉・高山YEG副会長は「こうした機会をもとに、『地元大好きっ子』が『岐阜大好きっ子』になってくれれば。今後もみんなで岐阜を盛り上げ、お互いの地元をより良くしていきたい」と語った。

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