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飛騨古川で「思い出の絵本展」-飛騨の伝承民話と日本の昔話を紹介

飛騨の民話を集めた絵本を手に「親子の時間を大切に」と語る北平さん

飛騨の民話を集めた絵本を手に「親子の時間を大切に」と語る北平さん

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 飛騨市図書館(飛騨市古川町本町 TEL 0578-73-5600)で11月2日~6日、「思い出の絵本展2011~語りつぎたい日本の昔話」が開催される。主催は、飛騨地域で絵本の読み聞かせや朗読、人形劇、紙芝居などのサークル約20団体から成る実行委員会。

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 飛騨地域と富山県との飛越交流事業として、今年から新たな取り組みが始まる同イベントは今年で5回目。「いいからいいから」「ぼくがラーメンたべているとき」などの絵本で知られる大阪府出身の絵本作家・長谷川義史さんを招き、両県で絵本ライブ「地球といっしょに遊びたい」を開く。11月5日は飛騨市図書館、11月6日は富山市民プラザで、それぞれ行う。

 今年のテーマは「昔話」。飛騨に伝わる民話や日本の昔話の絵本およそ200冊が展示され、全て実際に手にして読むことができる。「例えば『桃太郎』一つとっても、時代や作者が違えば絵も違うし雰囲気も全然違う。普段なかなかできない事をこの機会に体験して楽しんでほしい」と実行委員会副会長の北平さん。

 「絵本はあくまで手段の一つ。一番大切なのは親が子供と一緒に絵本を読む時間。普段は忙しいお父さんやお母さんも、たくさんの絵本に出合えるこの機会に、ぜひ子どもと来場してかけがえのない時間を過ごしてもらえれば」とも。

 同展ではライブと展示の他、毎日日替わりで様々な催しが行われる。入場無料。絵本ライブは有料(大人=500円、子ども(3歳以上)=100円)。

 問い合わせは実行委員会事務局(TEL 0577-73-2531=蕪水亭)まで。

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