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飛騨丹生川で「二重人格」新ゆるキャラ誕生-手足8本顔2つ、「宿儺祭り」に登場

飛騨丹生川の新ゆるキャラ(写真は「優しい方」)

飛騨丹生川の新ゆるキャラ(写真は「優しい方」)

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 高山市丹生川支所前広場で11月3日、秋の収穫を祝う「飛騨にゅうかわ宿儺(すくな)まつり」が開催される。同日、会場内で新ゆるキャラがデビューを果たす。

新キャラの「怒りっぽい方」

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 同キャラは、飛騨丹生川地域に古くから伝わり日本書紀にも登場する異形の鬼神「両面宿儺(りょうめんすくな)」がモチーフ。手が4本、足が4本、前後に顔がある男の子で、2体がちょうど背中合わせになったような姿が特徴。年齢は推定1600歳以上。出身は高山市丹生川町日面にある洞穴(両面窟=りょうめんくつ)。

 趣味は丹生川町の「いいとこ探し」。性格は「優しいが怒りっぽい」と二面性を併せ持ち、人格が入れ替わるスイッチは今のところ不明。「怒りっぽい方」は手に常時武器の斧(おの)を携え憤怒の表情を浮かべているが、普段の応対は「優しい方」が担当する。目下の夢は「高山市が発行するご当地キャラ住民票を取得すること」だという。当日は地域住民が名付け親となった愛称が発表される。

 会場ではこのほか、地元食材を使った9種類の創作鍋料理が並ぶメーンイベント「宿儺鍋グランプリ」を開く。鍋は各450杯を用意し、割り箸による人気投票で順位を決める。1杯に付き1枚の鍋引換券(100円)が必要。販売は9時~なくなり次第終了。

 出品鍋は次の通り。「飛騨牛宿儺かぼちゃ鍋」「乗鞍山麓鍋」「おもてなし鍋」「牛すじ煮込みカレースープ鍋」「すくな鍋」「豪快うま豚のりくら鍋」「ロッセ豚のチゲ鍋」「じぇっじぇっじぇっ鍋」「とん汁きのこ鍋」。

 時間は9時~16時30分。

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