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飛騨市で「みんなでつくる河合のいま・未来」展-地域コーディネーターが初企画

河合町地域交流コーディネーターの川辺さん(右)(『飛騨の日常(いつも)』写真展から)

河合町地域交流コーディネーターの川辺さん(右)(『飛騨の日常(いつも)』写真展から)

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 飛騨市河合町の温泉施設「ゆうわーくはうす」で3月22日~24日の3日間、「みんなでつくる河合のいま・未来」展が開催される。

かわいい河合妖怪村シール

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 昨年4月から飛騨市河合町の地域交流コーディネーターを務める川辺冬希さんが企画する同展は今回が初めて。

 川辺さんは都心の大学で農村社会学を学んだ後、飛騨市の嘱託としてIターン就職した山形県天童市出身の24歳。現在、同町に住み込みながら地域イベントの企画運営などに携わる一方、月1回発行の手書きフリーペーパー制作、ブログサイト、フェイスブックページを通じて河合町を中心とした地域文化の情報発信を積極的に展開している。

 「私が生まれ育ったのは天童市の中でも振興住宅地で伝統や歴史文化の薄い地域。河合町に来てからというもの毎日がカルチャーショックの連続で全てが新鮮で面白いことばかり。この魅力をどうすればもっと多くの人に知ってもらえるのか。自分が見て聞いて体験した1年間の振り返りをまとめ伝えることで、地域の新しいステップにもつながるヒントが見つかるのではと思ったのが企画のきっかけ」と話す。

 期間中、「みんなでつくる未来予想図」と題し、会場に大きさ約1×2メートルの白紙の和紙を掲げて来場者が今思っている事や提案を自由に書き込めるコーナーを設けるほか、これまで撮りためた暮らしの風景写真を紹介する「飛騨の日常(いつも)」写真展、特産の山中和紙を使ったクラフト作品展「made in KAWAI」、本とおもちゃの持ち込み交換会などを行う。

 同町にまつわる面白い方言などを妖怪に見立てたという川辺さん手製の「かわいい河合妖怪村シール」(1枚300円、特製封筒付き)の販売、マタタビサワーや野草茶の試飲コーナーも予定する。

 最終日の24日は、「もぐさを作ってお灸(きゅう)をしよう」ワークショップ(参加費500円、14時~、15時30分~)、河合町の最近の動向を知る人物を招いて意見交換を図る「河合振興事業のお話と座談会」(19時~)を開く。

 開催時間は10時~20時。入場無料。問い合わせは飛騨市河合振興事務所(TEL 0577-65-2221)まで。

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