見る・遊ぶ 暮らす・働く

「秋の高山祭」開幕 修理を終えた「大八台」お披露目、5年ぶり全台出そろう

曳き別れに向かう祭り屋台

曳き別れに向かう祭り屋台

  • 0

  •  

 高山市で10月9日、「秋の高山祭(桜山八幡宮秋例祭)」が開幕した。

[広告]

 国指定重要無形民俗文化財の同祭。今年は、大規模修理を終えた「大八台」(下一之町)が3年ぶりに屋台行列に加わり、2010年以来5年ぶりとなる秋の高山祭り屋台全11台勢ぞろいとなった。

 朝から秋晴れの青空が広がる絶好の祭り日和となったこの日、桜山八幡宮境内では恒例の布袋台からくり奉納が午前と午後の2回行われ、2体の唐子(からこ)人形が布袋の肩に飛び移る離れ業を繰り出すからくりの妙技に、集まった大勢の観客が息をのんで見入っていた。

 日の入り後の宵祭では、11台の屋台が数百個におよぶ明かりちょうちんを揺らしながら古い町並みを巡り、各屋台蔵へと帰る曳(ひ)き別れを行った。

 高山市観光課発表による9日の人出数は13万3000人。市では翌10日と2日間で計20万人の人出を見込む。

 10月10日は、御神幸(氏子行列)=8時30分~11時30分、屋台曳きそろえ=9時~16時、からくり奉納=11時~11時20分・13時~13時20分、御神幸=13時30分~16時頃、を行う予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース