見る・遊ぶ 暮らす・働く

柳ケ瀬で「やななの思い出に浸ろう会」-引退発表から1年、高山「お猿のくぅ」が企画

スライドショーを眺めながら「やなな」の思い出に浸る来場者の様子

スライドショーを眺めながら「やなな」の思い出に浸る来場者の様子

  • 0

  •  

 飛騨高山のゆるキャラ「お猿のくぅ」が7月5日、「エムズカフェ」(岐阜市柳ケ瀬)でゆるキャラ「やなな」のファンイベント「やななの思い出に浸ろう会」を開いた。

お猿のくぅと佐藤さん

[広告]

 「やなな」は2008年7月5日、岐阜市柳ケ瀬商店街のイメージキャラクターとして誕生。「ダンボール頭の半漁人」といういでたちとエキセントリックな言動が「キモかわいい」と全国の注目を集めた。今年3月31日、人気絶頂期の姿を人々の記憶に残すべく約4年8カ月間の活動にピリオドを打ち引退。「ゆるキャラグランプリ」人気投票の最高位は全国3位(2010年)。

 同企画は、これまで多くの交流イベントに参加し「やなな」と親交の深かった「お猿のくぅ」が、「やななの誕生日に柳ケ瀬に集まってみんなで思い出を語りながら楽しく飲もう」とツイッターやフェイスブックを使ってファンらに呼び掛けたもの。

 当日は全国から42人のファンが駆け付けたほか、やななのアテンドやスタッフ、地元支援者たち、ゆるキャラ仲間の「みっけ」(大阪府枚方市)、「はるちゃん」(愛知県津島市)、「ハコモ」(岐阜県可児市)も集まった。

 本人不在の中で開かれた会では、誕生日ケーキや段ボールで作ったメッセージボードをマネジャーを通じて「やなな」へ贈ったほか、ファンらが持ち寄った写真でスライドショーを制作・上映。ゆるキャラたちもファンと酒を飲みながら、「筆談」で在りし日の思い出を振り返った。

 やななのマネジャーだった佐藤徳昭さんは「ちょうど1年前のこの日、(やななの)引退記者会見を行ったが、1年後もこうしてファンの皆さまに集まっていただけるなんてうれしい。ありがとう」と笑顔を見せた。

 ファンの一人は「やななが引退してからというもの何となく柳ケ瀬から足が遠のいていたが、今回の集いでまた訪れたいと思う、いいきっかけになった。楽しい時間だった」と振り返った。

 お猿のくぅは「これからも同じ岐阜県民として、やななの意思を受け継ぎ岐阜県を盛り上げていきたいぞぉ。ファンの皆さんとも、やななとの出会いや思い出、引退を見送った時の気持ちなど、普段なかなか話せない話がたくさんできてよかったぞぉ」と満足げだった。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース