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白川郷・合掌造りライトアップ始まる-過去11年間で最高の人出

ライトアップを見ようと全国各地から押し寄せた色とりどりの観光バス

ライトアップを見ようと全国各地から押し寄せた色とりどりの観光バス

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 世界遺産・白川郷の荻町集落で1月21日、合掌造りライトアップが始まった。国内外から約5000人以上の観光客が訪れ、初日としては過去最高の人出となった。主催は白川郷夜間照明実行委員会。

霧雨に浮かぶ白川郷合掌集落

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 この日の白川郷の気温は2℃。小雨が降るあいにくの空模様となったが、大勢のカメラマンや観光客が押し寄せた荻町城跡展望台では17時30分、ライトアップが始まり霧雨の煙る幻想的な合掌集落が浮かび上がるとシャッターを切る音が一斉に鳴り響き、19時30分のライトアップ終了まで人波が途絶えることはなかった。

 荻町城跡展望台は合掌集落が一望できる人気の撮影スポット。訪れた観光客の中にはアジア系外国人観光客の姿が多く目立ち、世界遺産である同地の国際的な人気の高さをうかがわせた。白川郷観光協会の発表によると、この日の入り込み数は5087人、マイカー409台、観光バス79台が同地を訪れ、正式に統計をとり始めた過去11年間で、初日としては過去最高の人出を記録した。

 撮影旅行で広島から来たという夫婦は「白川郷に来るのは4回目。今回はライトアップの撮影のために訪れた。雪の降り積もる景色が撮影できず残念だったが、逆に雨が降った冬景色も珍しいのでかえって良かったかも。いい思い出ができた」と話した。

 ライトアップの時間は17時30分~19時30分。今後は、1月28日、2月4日・5日・11日・12日・18日を予定。詳しくはホームページで確認できる。

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