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飛騨神岡の廃線鉄道アトラクション「レールマウンテンバイク」、平日も営業へ

神岡町の新たな観光スポットとして注目を集める「レールマウンテンバイク」

神岡町の新たな観光スポットとして注目を集める「レールマウンテンバイク」

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 飛騨・神岡の旧神岡鉄道・奥飛騨温泉口駅で4月14日、「レールマウンテンバイク(RMTB)」の今季営業が始まった。運営はNPO法人「神岡・町づくりネットワーク」RMTB事務局(飛騨市神岡町 TEL 090-7020-5852)。

RMTBから見た風景

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 2006年廃線の旧神岡鉄道レール跡を有効活用し、新たな観光スポットとしてまちおこしにつなげる試みとして始まったRMTB。左右2台のマウンテンバイクを脱輪防止の鉄製フレームに固定し、無電源でレール上を自走できるこの装置は、今年1月~3月、岩手県の三陸鉄道トンネル内で、通信線復旧工事の移動手段としても活躍した。

 昨年度は約1万2000人が利用したというRMTBは今年で開業6年目。本格営業開始となる今季からスタッフを常駐させ、発着ステーションには長さ30メートル、幅4メートルの木製デッキを新設。これまで週末・祝日中心だった営業日は平日にも拡大し、ゴールデンウイーク・夏休みの利用客増を見込む。

 同事務局の田口由加子さんは「以前から『平日も利用したい』という問い合わせが多かったが、試験運営だったため断り続けてきたのが非常に心苦しかった。本格営業の今年からは、『無事故』の実績を引き継ぎ安全性向上に努めるのはもちろん、ファンの支持を得られるようなイベントやサービスを今まで以上に積極的に行っていきたい」と意欲を見せる。

 利用料金はノーマル車=1,000円、電動アシスト付=1,500円(以上、身長135センチ以上推奨。ペダルに足が届かない場合乗車不可)。観覧シート=1,000円(1人用、幼児可)。3人まで乗車可能なベンチシート、6人まで乗車可能な木製トロッコも用意する(以上、1人=1,000円)。予約優先。

 営業時間は9時~17時。水曜定休。11月25日まで。スケジュールや詳細はホームページで確認できる。

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