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高山に雑貨&洋服セレクト「ギットン」-1カ月開店2カ月休みの「変則」営業

「Gitton」店長の北村さん

「Gitton」店長の北村さん

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 高山の本町3丁目通り商店街に6月5日、雑貨&洋服セレクトショップ「Gitton(ギットン)」(TEL 0577-36-0407)がオープンした。

こだわりのセレクト商品が並ぶ店内

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 同商店街にある貸店舗スペースの2階1フロアと、奥に連なる18畳の和室スペースを全面活用した同店。総店舗面積は約18坪。

 「自分の好きな雑貨と洋服を集めた店を開くのが夢だった」と話す店長の北村未歩さん。結婚を機に東京都から高山へ移住するまでは、都内で10年間、インテリア雑貨のショップ店員を務めていた。店名はシーソーの揺れる音から。「小さいころからずっと私だけ、ギッタンバッコンを『ギットン』バッコンと記憶していた(笑)。お店とお客さまがシーソーのような関係でつながっていければ」と話す。

 おすすめは「飛騨丹生川産のジュース(トマト・ニンジン・リンゴ)」(300円)、「のこり染めのガーゼタオル(あずき・パセリ・ブルーベリー)」(504円)、「福岡cook luckのピクルス(ニンジン・ズッキーニ・紫玉ネギ)」(600円)など。店内にはカフェコーナーを併設するほか、作家物のアクセサリー、雑貨、洋服、本など、北村さんが全国から「一点のみ仕入れ」にこだわりセレクトした商品が並ぶ。和室スペースでは各種ワークショップも開く。

 「飛騨へ来てから特に魅力を感じたのは生活スタイル。四季のメリハリがはっきりしていて、暮らしのペース配分が都会とは全く違う」とも。当初は、冬の間じっと動かず暖かくなると田畑の仕事に本業に趣味と一人で何役もバリバリこなす地元民のパワフルさに驚いたが、慣れてくると面白く、次第に心地よさを感じるようになったという。

 飛騨暮らしにヒントを得て、営業サイクルは1カ月開店2カ月休みを繰り返す変則スタイル。今後は開店ごとにテーマと商品レイアウトも変えていくという。「毎回の撤収と準備が大変だが、当面は貸店舗のメリットを生かしたこのスタイルでいく。マイペース営業にのんびりと末長く付き合ってもらえれば」と北村さん。

 「幼児2人を抱えているので無理をせず、休み中は次の開店に向けてワクワク感を高めたい。主婦発信の情報や交流が生まれるきっかけの場にもなれば」と期待を寄せる。

 営業時間は10時~16時。今月の営業は29日まで。次回開店日や定休日、ワークショップ情報は市内で配布するフライヤーと同店フェイスブックページで随時告知していく予定。

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