萩原本町商店街通り（下呂市萩原町）で10月11日、毎週恒例の「飛騨街道 天領朝市」が開催される。主催は萩原町商工会。同日、下呂警察署の「犯罪をゆるさない」キャラ･ゲロッピィたちも会場に駆け付ける予定。

「飛騨街道 天領朝市」フライヤー

　徳川幕府の天領地だったことにちなんで名付けられた天領朝市は今年で5年目。6月～11月の毎週金曜、下呂市萩原町･小坂町･馬瀬の3町から地元農家や企業･団体が特産品などを持ち寄り路上販売する。

　当日は「十六館」（萩原町）で、下呂警察署が今月11日から始まる全国地域安全運動週間に合わせたPRイベントを開く。下呂署員によれば、現在、同署のヒーロー戦隊「ゲロッピィ3兄弟」が最大の理解者である男性警官たちと一緒に、勤務外のプライベートな時間を使って振り込め詐欺防止を呼び掛けるパフォーマンスを特訓しているという。

　今年6月に復活したゲロッピィたちが保育園など限られた場所以外でパフォーマンスを試みるのは今回が初めて。時間は10時～と11時～の2回（最大の理解者たちに緊急召集がかかった場合は中止）。観覧無料。

　ゲロッピィを励ます男性警官は「久しぶりの登場となる3兄弟は、息の合った姿を市民の皆さまに見せようと日夜猛特訓に励んでいる。当日は、お年寄りにATMでお金を振り込ませようする悪物が会場に来るらしいという情報もつかみ目を光らせているようだ。振り込め被害に合わない予防策をゲロッピィたちと楽しく一緒にしっかり学んでほしい」と来場を呼び掛ける。

　当日は、民宿赤かぶ主人･尾藤さんによる「寄席文字」実演販売、商店街の特価セール、餅つき大会（10時15分ごろ～）も開く。時間は9時～11時30分。振り鈴の「カランカラン」を合図に販売開始。