高山駅西駐車場（高山市昭和町）で11月19日･20日、「飛騨牛まつりin高山」が初めて開催され、ゲストトークショーにはタレントの阿藤快さん（19日）、寺門ジモンさん（20日）が登場した。主催は飛騨牛銘柄推進協議会（TEL 0575-23-6177）。

　会場には、本物の飛騨牛と触れ合える体験コーナーや飛騨牛関連グッズ販売ブースが軒を連ねた。飲食販売ブースでは先着200人に飛騨牛コロッケを無料配布（19日）したほか、飛騨牛丸焼き（モモのロースト・20日）も販売し、長い行列ができた。飛騨牛の格安即売やバーベキューコーナー、「飛騨牛カレー」「コロッケ」「カルビ丼」「飛騨牛串焼き」なども人気を集めにぎわった。

　ゲストトークショーでは、グルメリポーターなどで有名な阿藤快さんの名ぜりふ「何だかなー」も飛び出し、会場を沸かせた。「本業は肉」と公言する、お笑いタレントの寺門ジモンさんは「飛騨牛は美しい。美しいものはうまい。今朝は高山市内をマラソンして、昼に地元の焼き肉店で飛騨牛を食べてきた」と話し、会場の客から飛騨牛の帽子をプレゼントされると「これ欲しかったんですよ。とてもうれしい」と大喜びしていた。

　飛騨牛の消費拡大と地域活性化を目指して企画された同イベントは、飛騨牛の生産農家をはじめ農業を学ぶ地元高校生や各企業なども協力して行われ、バスの側面に飛騨牛をあしらったラッピングバスも発表された。バスは高山～新宿路線で1年間、首都圏でのPRに務める。