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道の駅「飛騨なぎさ」にズラリ秋大根-朝採れ農産物、「甘くておいしい」と好評

今は漬物シーズンのため大量購入する客も多い久々野町の大根

今は漬物シーズンのため大量購入する客も多い久々野町の大根

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 道の駅「なぎさ」(高山市久々野町(くぐのちょう)、TEL 0577-52-4100)で現在、秋大根の販売が最盛期を迎えている。同駅は今の時期、地元特産品の「久々野産リンゴ」が格安で買えることで知られるが、この日は店の入り口に100本以上の大根がズラリ並んだ。

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 大根は、地元の個人農家が朝採れたものを持ち込み、1本約50円~150円で販売している。生産者がバラバラなら、品種や形・大きさもバラバラ。中には「消毒の代わりに灰で育てた」という大根もあり、訪れた客は思い思いの大根を買い物カゴに入れている。

 同駅の販売スタッフによれば、「1日約100本入ってほとんど全部がその日のうちに売れる。例年この時期に大根はたくさん並ぶが、今年は特に多い。長さ形はバラバラだが味は折り紙つき」と話す。大根は今の時期、漬物に多く利用されるため、1人で10本単位の買い物をする客もいるという。

 毎年秋を心待ちにして同駅を訪れるという、台湾出身で名古屋在住の女性は「台湾にも名古屋にも大根はあるが、ここの大根は味が違う。野菜でも何でも甘みが強くおいしい」と太鼓判を押す。

 「飛騨の中でも高地にある久々野町は寒暖の差が特に激しく、毎日朝霧が立ちこめるので野菜や果物の甘みにそれが影響しているのでは」と同スタッフ。

 同駅ではこのほか、久々野町地内でとれた特産品の「リンゴ」「飛騨ねぎ」「キノコ」「ハサ干しの新米」なども販売している。

営業時間は8時~18時(12月~3月は9時~17時30分)。水曜定休(祝祭日は除く。

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