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高山で「森の市」初開催へ-「手づくり」テーマに毎月第1日曜、出店者募集

会場となる原山市民公園(元・原山スキー場)。北アルプスを見渡す高台に位置し、イベントステージや遊歩道、遊具公園などを併設する

会場となる原山市民公園(元・原山スキー場)。北アルプスを見渡す高台に位置し、イベントステージや遊歩道、遊具公園などを併設する

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 高山の原山市民公園芝生広場(高山市新宮町)で5月5日、「手づくり」がテーマの野外イベント「森の市」が初開催される。同イベント運営事務局では現在、当日出店者を募集している。

会場となる原山市民公園芝生広場

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 主催は、コミュニティデザイン室「グラノワ」(高山市国府町)を運営するデザイナーの糸井奈緒美さん。当日は、「手づくり」「フード」「移動販売」「アート発表」の4カテゴリー全50ブースを会場に開設し、陶芸、木工、手芸、アクセサリー、アンティーク、リサイクル品、菓子、パン、生花、野菜、ワークショップ、音楽ライブ、フードの移動販売車など、文字通り「森」のように多様な価値観を詰め込んだ「手づくり市」を目指す。

 「一昨年9月、長年親しんだ横浜から、何かに引っ張られるように家族と一緒に故郷の飛騨に帰ってきた」という糸井さん。「これまで約1年間、地元に暮らしてみて思ったことは、宝物は自分の木の下に埋まっているなということ。そしてもっと頻繁にさまざまな地元の人々と交流を持ちたいと感じた。都会で暮らしていたからこそ気付いた飛騨の良さを、私なりの方法で伝えていけたら」と話す。

 「当イベントは、オープンな入り口と盛り沢山のカラーがコンセプト。いろいろな所からたくさんの人や価値観が入り乱れ、新たな視点や発想で『何か』が生まれるきっかけにつながれば。当日は健常者も障がい者も、子どももお年寄りもみんな一緒に一つの空間で、のんびりゆったりピクニック気分で楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 事務局では現在、出店者とボランティアスタッフを募集している。出店料は1ブース(3メートル四方)=1,500円。福祉関係団体は出店無料。申込期限はイベント2週間前まで(定員に達し次第締め切り)。「県内外どこからでも出店可。先日はサンフランシスコから出店申し込みがあり驚いた」と糸井さん。

 開催日は今年5月から10月までの毎月第1日曜、同公園広場で年6回を予定する。時間は9時30分~16時。雨天中止。入場無料。問い合わせは、「森の市(グラノワ)」ホームページのメールフォームまで。

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