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高山の保育園でJR高山線80周年イベント-JR東海、記念デザインコンテストも

キャラクターとクイズ大会で盛り上がる園児たち

キャラクターとクイズ大会で盛り上がる園児たち

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 城山保育園(高山市堀端町)で4月17日、JR高山本線全線開通80周年記念イベントが行われた。

塗り絵を楽しむ園児たち

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 1934(昭和9)年10月25日、岐阜駅~富山駅間を結ぶ全線が開通した高山線は、今年で80年の節目を迎える。岐阜県では10月の記念日に向け、JR東海と県内沿線10市町と共同で記念事業を展開している。

 この日は、県のマスコットキャラクター「ミナモ」とJR東海のキャラクター「あゆむ君」が80周年PRグッズの塗り絵などを携え園児らを訪問した。16日には下呂市のわかば保育園でも同様のイベントが行われた。

 JR東海の広報担当者によると、あゆむ君が鉄道駅周辺を離れ市街地に繰り出すのは今回が初めてという。見慣れぬキャラクターに最初は恐々としていた園児たちも、ダンスやクイズ大会を一緒に楽しむうちに仲良しに。「ミナモはフワフワ、あゆむ君はムニュムニュしていた」などと感想を語り合っていた。

 このほか、高山線沿線の観光名所にミナモや列車などが書かれた塗り絵に思い思いの色を塗ったり、JR車掌の制服を着てキャラクターとの記念撮影を行ったりした。

 同事業委員会では今後、県内鉄道駅発着の「さわやかウオーキング」参加者に80周年記念バッジを配布するなどのPRイベントも予定。現在、JR高山線を走る車両の車体やヘッドマークのデザインコンテストも開いている。

 車体デザインの対象車両は特急「ワイドビューひだ」。最優秀賞1人には、1/80スケールの真ちゅう製ラッピングミニチュア鉄道模型を進呈する。ヘッドマークデザインは、高山線で現在3両稼働中の国鉄カラー車両「キハ40・48系」が対象で、最優秀賞1人に1/2スケールのオリジナルヘッドマークを進呈。各デザインの優秀賞5人には高山線本線沿線の特産品も。

 詳しい内容は、岐阜県ホームページ、各駅などに設置の専用パンフレットで確認できる。

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