10月9日・10日に開催される「秋の高山祭」にむけて、高山市の東海企画社(高山市下一之町5)が同祭を紹介するiPhone用アプリを開発し、10月1日から無料配信している。
観光用ポスターやパンフレットをはじめ印刷出版物を企画・制作する同社は昨年、創業40周年を機に新規事業の一環としてiPhoneアプリ開発に着手した。第1弾として観光地での自分の駐車場所検索アプリ「クルマどこ?」(有料)を開発。今年4月には地元飛騨高山を題材とした「春の高山祭」(無料)を開発・発表した。
今回の「秋の高山祭」アプリは、春に発表したアプリに比べ内容や使いやすさなどで工夫し、「今」見られる行事を「もみじ」がお知らせするなど随所に改良を施している。
同アプリでは祭行事の説明から日程のほか、祭り屋台、からくり奉納の場所や時間、現在地から行きたい祭り会場までの経路表示などの情報を紹介する。
同社でアプリを開発した酒向由香さんは「前回の『春の高山祭』アプリは、祭り終了後も特に海外から多くダウンロードされ、リリースから半年たった現在までに25カ国からダウンロードされている。国内外問わず飛騨高山を多くの方に広く知ってもらう機会をこれからも作りたい。」と話す。
同アプリはiTunes App Storeからダウンロードできる。