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高山・花里小30周年、地区住民が祝い行事 「タイムカプセル」に手紙・ワイン、スズメバチも

思い出の品を詰めたタイムカプセルを見守る3年2組の児童たち

思い出の品を詰めたタイムカプセルを見守る3年2組の児童たち

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 高山市立花里小学校(高山市花里町1)で10月10日・11日、花里地区創立30周年を祝う記念行事「花里の日」が行われた。

校庭にズラリと並んだ「タイムボックス」

 1986(昭和61)年、高山市南部の南小と山王小の校区の一部を統合してできた同地区(同小学校)。

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 地域住民らでつくる「花里まちづくり協議会」では本年度、30年の節目を記念して、「地区のみんなで何か思い出に残る楽しいことをしよう」と、花里小学校・同PTAと共同で、2日間にわたる記念行事を企画した。

 初日は小学校行事を中心に、2日目は地区住民が集まり、運動会、伝統芸能披露、中学生のブラスバンド演奏会などを行った。

 10日は、和太鼓演奏グループ「炎太鼓」(石川県白山市)のメンバーを招き、体育館で和太鼓ワークショップを開いたほか、児童らが同校伝統の「はなのき太鼓」(4年生)、「獅子舞」(5年生)を保護者や地域住民に披露した。その後、校庭に出て、タイプカプセルを埋めたり、集まった約800人全員で「校章」や「30」の数字などをかたどった人文字を作り、航空写真撮影を行ったりした。

 300リットル容量の防水性ポリタンクを使った「タイムカプセル」には、全校児童がクラスごとに思い出の品を入れた「タイムボックス」12個と、「先生一同」「PTA」、回覧板で事前募集を呼び掛けて地区住民が入れたい物を集めた「花里町作り協議会」の計15個を封入した。

 6年生の女子児童の一人は「好きな人の名前を書いた紙を入れた」、5年生の男子児童は「大人になった自分への手紙」、小学2年生の男子児童は「大切にしている妖怪メダル」と話す。

 PTAスタッフの一人は「ワイン」、別の一人は「健康診断書と給与明細。今よりきっと良くなっていることを信じて(笑)」と話す。

 「ハチ獲りが生きがい」という60代男性は「10日前につかまえた特大のスズメバチを入れた。ちょっと残酷だが、極限下に置かれたハチの生命力を試す実験。きちんと密閉しているので大丈夫だと思うが、家族が開けてびっくりしないように長生きしないと…」と話していた。

 タイムカプセルは10年後に掘り起こし、開封する予定という。