高山の「さんまち通り商店街」で7月28日、夏の恒例行事となっている「ちょけらまいか 大仮装盆踊り大会」が開催される。主催は飛騨高山サマーフェスティバル推進協議会。

昨年のグランプリチーム

　「『静』の祭りである春･秋開催の『高山祭』に加え、高山にも夏らしい躍動感と活気あふれる『動』の祭りを」とのコンセプトで始まった同イベントは今年で17回目。毎年、個人有志や各種団体･企業から仮装で盆踊りに参加する出場チームを募り、現在は24チーム約500人がエントリー。

　見どころは、各チームが趣向を凝らして手作りするこだわりのコスチュームと熱のこもった自由なパフォーマンス。同イベントの踊り歌「チョケラマイカ」や飛騨地方の民謡「飛騨やんさ」などに合わせ商店街を踊り歩く。

　当日会場では「仮装･踊り･インパクト」の3項目が審査され、グランプリチームには20万円の高山市商店街共通商品券が進呈されるとあって、各チームは現在、深夜まで熱心にコスチューム作りとパフォーマンスの稽古に励んでいるという。

　同協議会事務局スタッフの石原幸生さんは「『ちょけらまいか』は飛騨の方言で『ふざけようじゃないか』の意味。フィナーレでは参加チームだけでなく観客の方も列に加わり全員一緒に踊る。ぜひたくさんの方に見に来ていただき、非日常空間の中で『はじけるスイッチ』を押して楽しんでほしい」と話す。

　開催時間は19時～21時。少雨決行。