見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

乗鞍スカイライン、「EV乗り入れ実験」今年も-宿泊者優先でモニター募集

乗鞍スカイラインEV乗り入れ実験(昨年の様子)

乗鞍スカイラインEV乗り入れ実験(昨年の様子)

  • 0

  •  

 高山市と地元企業などで組織する乗鞍自動車利用適正化協議会が8月1日から、乗鞍スカイラインの「電気自動車(EV)乗り入れ実験」を行う。同協議会では現在、モニター参加者を募集している。

乗鞍スカイラインを走るEV

[広告]

 2003年からマイカー規制を実施している山岳道路「乗鞍スカイライン」(高山市丹生川町、全長14.4キロ)のEV乗り入れ実験・研究事業は今年で2年目。昨年は期間中、104台のモニター乗車があった。

 2012年度から3年間の適正化方針として取り組む同事業は、マイカー規制の緩和が目的ではなく、自然環境への負荷が少ないEV乗り入れによる滞在型観光推進と地域振興、環境への影響や課題を調査するのが目的。

 今回の実験では、ドライブ観光に対するニーズと実効性調査のため、飛騨圏内の宿泊者を対象とした優先要件を盛り込む。高山市内にある50軒の協賛宿泊施設では、それぞれ独自の料金割引やサービス特典を用意するほか、該当者は希望日の5日前までなら、いつでも乗車が申し込める。

 参加資格は、普通運転免許を有する者を含む最大5人までのグループ。アンケート協力と事前講習あり。宿泊者優先で1日先着4グループまで。会場は、ほおのき平バスターミナル駐車場~乗鞍スカイライン~乗鞍岳畳平(往復)。実施期間は8月1日~9月16日の8時30分~17時30分。

 参加料金は、車1台につき1,500円(環境保全税、畳平駐車場料金=計2,000円別途)。申し込みは、乗車希望日7日前からの2日間(宿泊者除く)。締め切りは希望日5日前まで(例外なし)。荒天中止。

 申し込み・問い合わせは、電話かメールで同協議会事務局(高山市役所内、TEL 0577-35-3533、Eメール norisuka@city.takayama.lg.jp)、土曜・日曜・祝日=宿儺(すくな)の湯ジョイフル朴の木(高山市丹生川町、TEL 0577-79-2109)まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース