飛騨市古川町・まつり広場で10月29・30日、「第6回飛騨新そばまつり」が開催された。
当日は、飛騨市古川町近隣の有名産地から6店が出店し、「ざるそば」などを平均500円で提供した。訪れた客らは、「ひき立て」「打ちたて」「ゆでたて」の香り高い新そばを楽しんだ。
東京から来たという男性は「別の観光目的で飛騨古川を訪れたが、偶然まつり会場を知り、とてもラッキーだった。同じ新そばでもそれぞれの産地や店によって個性があり、ざるそばの味や食感にこんなにも違いがある事に驚いた。そばやつゆをいろいろ組み合わせて食べるなど、普段ならできない事もできて楽しい」と話していた。
出店したのは「朝霧そば」「蕎麦正なかや」(以上、古川町)」、「数河そば」(古川町数河)、「万波そば」(宮川町)、「流葉そば」(神岡町伏方)、「山之村そば」(神岡町山之村)、常設そば店として「そば処すごう」「福全寺そば」(以上、古川町)。
このほか、そば打ち有段者の名人による解説実演や「ふるさと特産市」、そばや特産品購入客を対象に会場内で使える金券が当たる抽選会も行われた。