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高山に「イタ麺よしかわや」-中華麺使った新感覚イタリアン主力に

ポモドクリーム(950円)

ポモドクリーム(950円)

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 高山に5月22日、中華麺を使った新感覚イタリアン「イタ麺」の店「itamenよしかわや」(高山市有楽町町、TEL 0577-34-6380)がオープンした。

店内の様子

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 名古屋市内に本店を構える「itamen(イタメン)」は、京都、北九州・小倉、岐阜・羽島など全国4店舗を展開。同店は、本店から「のれん分け」された5店舗目となる。店舗面積は約6坪。席数はカウンター6席、テーブル6席の計12席。

 店主の吉川晃市さんは「『イタ麺』は、まだ日本では提供する店がかなり少ない新ジャンル。基本はイタリアン。中華麺を使うがラーメンではなく、どちらかといえばスープパスタに近い。『新感覚のイタリアン』と思ってもらえれば」と話す。

 パスタの代わりに中華麺を使う「イタ麺」スタイルについて、「理由はひとつ。『スープを吸いやすい』という中華麺の特性を生かしたところにある。これまで短所とされてきたことも、見る角度を変えれば長所になる。スープパスタでは麺に味を絡ませるため、とろみや濃い味付けになりがちだが『イタ麺』にはその必要がない。スープは純粋にイタリアンのスープとして味わうこともできる」と吉川さん。

 「イタ麺」に使うベースのスープは、「繊細さとコクを出すため丁寧に下ごしらえをした」というトンコツスープにハーブなどを調合した秘伝の「たれ」を加えたもの。メニューに応じてベースにアレンジを加え味付けする。

 メニューは、トマト系、クリーム系、チーズ系、ペペロンチーノ系、オイル系から全17種類。「ポモドジェノベ」「カルボナーラ」(以上950円)、ヨーロッパ系海外客に受けがいいという「ゴルゴンゾーラ」、麺とスープで楽しむ「ピザ」(以上1,100円)など。ランチタイム(11時30分~15時)は、上記メニューにパン(ライス)とデザート(コーヒー)が付く。

 「人はとかく初めてのことには先入観をもって挑みがちだが、『イタ麺』は先入観を捨てて食べてほしい。スープはどれも味が違うので数ある中からお気に入りの1杯を見つけていただければ」と吉川さん。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~21時30分。木曜定休。

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