高山市民文化会館（昭和町1）で12月7日、「家族のスナップ写真展･家庭の日図画展」が始まった。主催は高山市青少年育成市民会議。

家族スナップ写真展の最優秀作品

　兄弟や家族のふれあいなど、ほのぼのとした日常の風景作品を展示する同展。岐阜県では1967（昭和42）年から第3日曜を「家庭の日」と定めていることから、同団体ではこの日を広く知ってもらおうと毎年この時期に開催している。写真展は今年で29回目、図画展は21回目。

　写真展では、今年10月に高山市内で一般公募した作品の中から、双子の子どもの寝姿を見守る両親の様子やひ孫と語らうおばあちゃん、家族全員で子どもの100日の成長をお祝いする様子など、スナップ写真41点を展示。

　図画展は、打ち上げ花火を家族みんなで見上げている小学2年生の作品や、楽しそうに笑う家族の様子を描いた中学2年生の貼り絵作品など、同市内小中学生が描いた図画38点を展示する。

　同団体の塩屋節次会長は「これを機会に家族の絆を深め、ぬくもりある家庭づくりにつなげていただければ」と話す。

　開催時間は9時～21時（最終日は16時まで）。同館での展示は今月9日まで。入場無料。両展の入賞作品は、10日から高山市内の各支所地域で巡回展示する。上宝支所（12月10日～21日）、清見支所（12月25日～翌年1月11日）、一之宮公民館（1月15日～25日）。