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高山で軽スポーツ体験会-「囲碁ボール」「ピロポロ」などのマイナー競技親しむ

囲碁ボールを楽しむ参加者たち

囲碁ボールを楽しむ参加者たち

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 飛騨高山ビッグアリーナ(高山市中山町)で3月15日、「囲碁ボール」などマイナースポーツに親しむ体験会「軽スポーツ広場」が開催された。主催は高山市スポーツ推進委員会事務局(TEL 0577-35-3157

ピロポロ

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 レクリエーション性が高く老若男女が気軽に楽しめる軽スポーツ競技を知ってもらおうと、2008年から毎年開いている同イベント。この日は、高山市内の小学生と保護者合わせて37人が参加した。

 「囲碁ボール」は、1992年に兵庫県丹波市柏原町で生まれたニュースポーツで、ゲートボールに囲碁の面白さをプラスしたゲーム性が特徴。5×2メートルの人工芝マットにある49個の穴を狙い、縦横ななめに3個以上の同色ボールを並べると高得点になる。

 囲碁ボールを体験した小学男児は「見た目より難しくて面白かった。おじいちゃんやおばあちゃんがゲートボールにハマる気持ちが何となく分かった」と話していた。

 会場ではこのほか、布製フライングディスクを使ったドッジボール競技「ドッヂビー」、得点の書かれた反転するピンにボールを当てる「ビーンボーリング」、スポンジ製スティックでゴールを狙うアメリカ発祥のホッケーゲーム「ピロポロ」なども行われた。

 同会スタッフは「難しいルールや高度な運動能力を必要とせず、いつでも誰でも気軽に始められるのが軽スポーツの魅力。歴史が浅いため一般になじみの薄い競技が多いが、やってみるとどれも奥が深く面白い。お住まいの地域で接する機会があればぜひ体験してほしい」と話す。

 同会では随時、公的団体向けに各競技のルール指導や用具貸し出しも受け付けている。問い合わせは同会事務局まで。

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