高山市一之宮町に10月28日、「飛騨高山温泉臥龍の湯『臥龍の郷』」(TEL 0577-53-3999)がオープンする。経営は臥龍の郷(高山市一之宮町)
41℃の源泉を持つ同施設のコンセプトは「気軽に立ち寄れる和のスパリゾート」。立ち寄り湯のほか、宿泊施設、催事・宴会スペース、レストラン、喫茶・ラウンジ、カラオケハウス、コインランドリーなどを完備する。通年一律・1泊朝食付き3,650円~の宿泊料金が同施設の特徴。全30部屋・108人まで宿泊可能で、高山駅前からの無料送迎バスも運行する。
「リーズナブルでありながら質の高いサービスを」と話すのは支配人の立石英隆さん。「訪れたお客さまが飛騨高山にいる事を感じるように、地元の名所や『和』のイメージを大切にした。土産物スペースをコンパクトに配置したり、自動販売機が目立たないように落ち着いた色合いを施して最小限の台数にするなど、随所に配慮している」と話す。
浴室には、一之宮町の名所で樹齢1100年といわれる桜の大樹「臥龍桜」のタイル画があり、男湯・女湯それぞれ違う季節の桜となっている。男湯の露天風呂からは、今から4000年前の古代人が残したといわれている古代文字の刻まれた岩も観覧できる。
「グループ企業がレストランや飲食店を経営しているため食にも自信がある。ご当地のものをバリエーション豊かに楽しんでいただけるよう取りそろえた」というレストランは、バイキング形式で富山湾直送の新鮮な魚介類を中心に提供する。別途料金で飛騨牛もグレード別に取りそろえる。
営業時間は6時~23時。