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高山で「和の香り教室」-天然香料使った「オリジナル練り香」作りなど

天然香料を自ら調合する「お香作り」ワークショップの様子

天然香料を自ら調合する「お香作り」ワークショップの様子

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 高山市役所かじ橋駐車場前の空き店舗スペース(高山市本町3)で3月27日、「和の香り教室」が開催される。主催はNPO飛騨自然学園(上岡本町2)。

参加者オリジナルの線香やお香

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 「薫(かお)りの商店街」をテーマに、高山本町3丁目通り商店街の活性化を目指し開く同講座は6回目。講座ではこれまでも、参加者自らが沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)、丁子(ちょうじ)など天然香料の粉末を調合してオリジナルの「におい袋」や「線香」を制作するワークショップを展開してきた。

 当日は、高山市在住の「香司(こうし)」・黒田真由美さんを講師に招き、お香の歴史や原料などの基礎知識を学ぶほか、平安時代をルーツに持つ「六種薫物(むくさのたきもの)」の一つ「梅香(ばいか=春の香り)」を、昔ながらの製法で本格的に制作する「オリジナル練り香作り」を行う。

 黒田さんは「現代では、『香道』(こうどう)や『薫物』(たきもの)といった古き良き日本の香り文化に触れる機会があまりなく残念に思う。当講座で天然香料の魅力やイメージ豊かな和の香りの楽しさを知り、潤いある生活を送るきっかけにしていただければ」と参加を呼び掛ける。

 参加料は3,500円(お茶・お菓子付き)。定員6人。開催時間は10時~12時。申し込み締め切りは3月26日。問い合わせは、飛騨自然学園(TEL 090-8679-3573)まで。

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