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高山陣屋前にアジアン雑貨&カフェ-「大人のオリエンタル空間」コンセプトに

「高山陣屋」「中橋」「古い町並み」といった観光名所に挟まれた角地という絶好のロケーションに位置する

「高山陣屋」「中橋」「古い町並み」といった観光名所に挟まれた角地という絶好のロケーションに位置する

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 高山陣屋前に3月20日、カフェ「Nam*Nam(ナムナム)」(高山市八軒町1-23、TEL 0577-34-3636)&アジアン雑貨店「toi*toi(トイ・トイ)」(TEL 0577-62-9291)がオープンした。経営は高山市内で印刷業などを手掛ける大六グループ。

「toi*toi(トイ・トイ)」の店内

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 同店は地下1階(喫煙コーナー)から2階までの3階構造で、見晴らしの良い2階席からは観光名所の「高山陣屋」と「中橋」が一望できる。店舗面積は、カフェ=約43坪、席数は全60席。1階に併設されたアジアン雑貨を取り扱うショップの店舗面積は約6坪。30~40代女性をターゲットに、「潤い」をテーマとしたアジア各国の輸入雑貨約500点を取り扱う。

 「もともとこの場所は同グループの印刷会社創業の地」と話すオーナーの保谷卓也社長。昭和50年に印刷所が移転してから現在まで土産物店を経営していたが、現場のニーズに合わせて心機一転、カフェと雑貨店に切り替えた。「町歩きの合間にちょっと一休みできる場所として気軽に利用してもらえれば」と保谷社長。

 同店のコンセプトは「ちょっと大人のオリエンタル空間」。観光地の景観に配慮した落ち着いた外観から一歩店内に入れば、BGMやインテリアなど随所にアジアの風を感じさせる空間が広がる。中国・ベトナム・カンボジアなどアジア各地に印刷業の海外ネットワークを持つ同グループの強みを生かし、インテリアや同店が扱う雑貨は全て同社スタッフが現地でセレクトし直接買い付ける。

 保谷社長は「幾度となく、本来の印刷業でアジアの現場を訪れる度、とても良い文化・風土・物に触れすっかりアジアが好きになった。雑貨一つとっても、似たように見えるかもしれないが全然違う。これを機にアジアの国々の素晴らしい文化を知っていただくきっかけになってもらえれば」と話す。

雑貨店名に使う「toi」はベトナム語で「私」。「私が私のために、ちょっと違った『私』を演出する手助けになれば。『こんな商品を見つけてほしい』というリクエストがあったらぜひ聞かせてほしい」と同店経営マネジャーの鮎飛龍男さん。カフェ店名の「nam」はベトナム語で「5」。「『ゴー!ゴー!』で、シャレと勢いです(笑)」と保谷社長。

 営業時間は9時~17時。

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