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高山のバイク店チ-ム、ビンテージモトクロスのレース6部門で優勝

「Kレーシングクラブ」代表の河瀬さん。息子の英明さんは現在HRC所属のメカニック

「Kレーシングクラブ」代表の河瀬さん。息子の英明さんは現在HRC所属のメカニック

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 高山のバイク店「Kレーシングクラブ」(高山市冬頭町、TEL 0577-34-6303)が3月25日、埼玉県川越市で行われたビンテージモトクロス・レース競技の7部門中6部門で優勝した。同レースは、全国のビンテージモトクロス愛好家らが集まる「ビンテージモトクロスミーティング2012 ラウンド-1」内で行われたもの。

整備前の「CR80(ホンダ)」

 今回が初参加だったという同クラブは、「ビンテージモトクロス」と呼ばれる往年のオフロードバイクの名車「CR80(ホンダ)」「RM80(スズキ)」「YZ80(ヤマハ)」「エルシノア250(ホンダ)」など15台を高山から持ち運びレース参戦した。

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 エントリーした競技は、空冷エンジン・ツインショック部門=「ジュニア」(排気量90ccまで)、「セニア・クラシック」(1975年製までの2スト車)、「セニア・スポーツ」(1976年製以降の2スト車)、公道車ベース車部門=「ミニ耐久」(90ccまで)、「ノービス1」(240ccまで)、「ノービス2」(240cc以上)、水冷エンジン・モノショック部門=「レボリューション」(リアがドラムブレーキ車)の計7部門。

 かつてのA級ライダー5人などを含む約160人が全国から集まり開催されたレース当日、同クラブからは5人が出場。現在HRC(ホンダレーシングクラブ)で全日本レースのメカニック担当を務める中村篤史さん(高山市朝日町出身)も同クラブのバイクで出場した。

 この日のために仕上げたバイクは各レースで終始好調をキープし、競技7部門中、水上和則さん=2部門、小木曽晃さん=2部門、川原茂広さん=1部門、中村篤史さん=1部門でそれぞれ優勝を飾った。

 同クラブ代表の河瀬英一さんは「ビンテージモトクロス競技の面白いところは、必ずしも若い人が速いわけではないというところ。泥んこの中を走るのはキャリアとテクニックが物を言う。しかし今回の一番の勝因は、と聞かれれば『根性』かな(笑)」と振り返る。

 「最近はどこに行ってもレース出場者は平均50歳くらいで、若いころレースをやっていた人が多い。今どきの若い子はあまりバイクに興味を示さず、モータースポーツ人気もどんどん低迷しているので寂しい。昔の中古バイクでも整備すればちゃんと走るし、年をとっても続けられる競技もある。これを機会に若い子にもバイクの楽しさを知ってもらえるとうれしい」と河瀬さん。

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