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高山にラッピング生コン車-名所や特産品など新デザインで地元PR

高山市朝日町の冬イベント「氷点下の森」のデザインが施されたラッピング生コン車

高山市朝日町の冬イベント「氷点下の森」のデザインが施されたラッピング生コン車

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 飛騨久々野の建設業「ナガイ」生コン工場(高山市久々野町大西、TEL 0577-52-2328)に7月2日、高山市各地域の風景写真が印刷された「ラッピング生コン車」が納車された。

納車された3台のラッピング生コン車

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 同社では1998年から地域貢献の一環として、アジテータートラック(通称・生コン車)の生コンクリートミキサー用タンク部分に、飛騨各地域の風景写真を描いたラッピング車両を運用している。今回は、同社が保有する19台のうち3台が車両更新に伴う入れ替えのため新デザインで登場した。

 車両全長約7メートルの10トン車には、ミキサー部分に縦1.5メートル、横1.8メートルの大きさでそれぞれ、毎冬開催される氷イルミネーションイベント「氷点下の森」(朝日町)、源流の森にある原生林の風景を描いた「自然の聖地」(一之宮町)、特産品の「リンゴ」が木になっている様子を描いた「りんごのまち」(久々野町)と、高山市各支所地域からリクエストされた名所や特産品の写真がデザインされている。ラッピング制作費用は全て同社が負担した。

 同社総務部長で生コン・骨材工場長の中井厚司さんは「地元で商売をしているので、せっかくだから地元PRをして少しでも地域観光の助けになればと、当社社長の発案で14年前から始まった。ミキサー部分は、通常ほぼ回転しながら走っているが、ゆっくりと回転しているので、土木建設の工事現場や公道でこの生コン車を見かけたら、どこの観光名所が描かれているのか注目しながら見てほしい」と話す。

 同社ではすでに、清見町、上宝町、国府町、飛騨市古川町、大野郡白川村など、営業エリア内にある飛騨各地の風景をあしらった生コン車も運用しており、今後も車両更新に伴い随時リニューアルしていく予定。

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