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FC岐阜、「TOP OF 北アルプス」白星スタート-待望の今季初得点・初勝利

今季初得点の歓喜に沸くFC岐阜イレブンとDF20新井辰也選手(写真中央) © Kaz Photography/FC GIFU

今季初得点の歓喜に沸くFC岐阜イレブンとDF20新井辰也選手(写真中央) © Kaz Photography/FC GIFU

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 サッカーJ2のFC岐阜は4月14日、アウェーの松本平広域公園総合球技場(長野県松本市)で松本山雅F.C.と対戦し、2対1で勝利した。同日開幕した3県合同のダービーマッチ「TOP OF 北アルプス」も初戦を白星で飾り幸先の良いスタートを切った。

スタメン出場で活躍を見せた樋口寛規選手

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 FC岐阜はこれまで7試合連続無得点で現在最下位。今節負ければ2009年J2岡山が記録した8試合連続無得点のJリーグワースト記録に並ぶとあり、選手のみならず、サポーターの応援にも気迫がこもっていた。

 強風の中行われた今試合。風下に立った岐阜は前半、清水エスパルスからレンタル移籍したFW樋口寛規選手が先発出場し奮闘するも、41分に松本MF鐡戸裕史選手のクロスボールが風と共にゴールに吸い込まれ先制点。そのまま松本ペースで前半戦を終了した。

 後半は風上に立った岐阜が25分、長期のけがから復帰したDF新井辰也選手を投入。34分、MF染矢一樹選手のクロスから新井選手がヘディングで今季初得点となるゴールを決め、スタンドの岐阜サポーターは歓喜に沸いた。48分には新井選手が体ごとゴールに飛び込むヘディングシュートで2得点目を決め逆転。その後も松本の攻撃を抑え、今季待望の初勝利でワースト記録の重圧から開放された。

 「長期のリハビリ明け、チームに貢献したい一心だった」と新井選手。行徳監督は「8戦目の初勝利となったが、これからも一戦一戦大切に戦っていきたい」と表情を引き締めた。

 今年で2回目の開催となる「TOP OF 北アルプス」は、飛騨山脈(北アルプス)を擁する3県のクラブチーム、FC 岐阜、松本山雅F.C.、カターレ富山が公式戦対戦成績で順位を決める合同企画。「岐阜は昨年、0勝1分2敗で3位と奮わなかったが、今季は期待が持てる。この1勝をはずみに、このまま北アルプスの栄冠をつかんでほしい」とFC岐阜サポーター。

 同企画では今季も、各試合会場に互いの県の特産品を販売する地域交流ブースを設けるほか、全6試合のうち4試合の会場でスタンプ集めるともれなく記念品を進呈するスタンプラリーや各地の特産品を進呈する抽選会を実施している。

 「TOP OF 北アルプス」第2戦は4月17日、ホームの岐阜メモリアルセンター長良川競技場(岐阜市長良福光)でカターレ富山と対戦。19時キックオフ。

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