買う 暮らす・働く 学ぶ・知る

高山の古代歴史公園が学童保育NPOとコラボイベント-土器作りや弓矢遊び

弓矢遊びに熱中する子供たち

弓矢遊びに熱中する子供たち

  • 0

  •  

 「風土記の丘史跡公園」(高山市赤保木町)で7月7日、同公園とNPO「学童保育すまいる高山」の周年記念タイアップ事業「風土記の丘deすまいるフェスタ」が開催された。

熱心に土器作りを行う子供たち

[広告]

 今年で開設20周年を迎える同公園は、縄文~古墳時代の復元住居が立ち並ぶ古代集落の里のほか、市内の遺跡から出土した遺物などを保管・展示する学習センターを併設する。周辺には飛騨国分寺の瓦を焼いた窯跡、春慶塗の祖・成田正利の墓、熊野神社、天然記念物の大スギなど多数の文化財がある。

 NPO団体「学童保育すまいる高山」(下林町、TEL 0577-34-2726)は、今年で設立5周年。現在97人の正会員で運営し市内に15教室を開設。小学1年~3年の児童約700人が利用している。

 今回は、同公園の記念事業を行う地元委員会の呼び掛けでNPOとのコラボイベントが実現。当日は500人を超える親子連れでにぎわいを見せた。会場では、バザー出店やフリーマーケット、土器作り、弓矢遊び、新聞紙の帽子作り、クイズラリー、オカリナ演奏会などがあり、公園内には元気に駆け回る子どもたちの笑い声がこだましていた。

 生まれて初めて手にしたという弓矢で的当てに挑戦していた5歳の男児は「はじめは(矢が飛ばず)面白くなかったけど、(持ち方を工夫したら)飛ぶようになった。いっぱい的に当たって楽しかった。家でもお父さんに作ってもらう」と笑顔を見せた。

 地元委員会では今後も、歴史に関する講演会や花火大会などの記念事業を行う予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース