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女子ハンド「飛騨高山ブラックブルズ」が地元初試合-日本リーグ王者オムロンに善戦

地元応援団の大声援を受けながら、シュートを狙うブルズ7番・中村選手

地元応援団の大声援を受けながら、シュートを狙うブルズ7番・中村選手

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 飛騨高山ビッグアリーナ(高山市中山町)で9月22日、「第38回日本ハンドボールリーグ」公式戦が行われ、今季から女子リーグに新加入した「飛騨高山ブラックブルズ」が地元初試合に臨んだ。

「飛騨高山ブラックブルズ」メンバー

 飛騨高山ブラックブルズ(以下、ブルズ)は、昨年開催された「ぎふ清流国体」成年女子ハンドボール競技の岐阜県選抜メンバーを軸に今年4月に発足した地元実業団混成チーム。元日本代表選手で高山市在住の山川由加さんが監督を務める。チームのテーマカラーは黒・白・黄で、マスコットキャラクターは県特産の黒毛和牛・飛騨牛がモチーフ。

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 同女子リーグには今季、全国から7チームが参戦。3回戦総当たりのレギュラーリーグを行い、上位4チームが来年3月に開くプレーオフトーナメントで日本一を決定する。男女合わせて2試合が行われたこの日、ブルズは第一試合に登場。現・女子王者でリーグ3連覇を狙う強豪チーム・オムロン(熊本県)と対戦した。

 1100人以上の観客が見守る会場では、地元応援団が「行け行けブルズ」の大合唱でチームプレーを後押し。試合は、オムロン藤井選手のロングシュートによる先制点でスタート。その後は地元の熱い声援を背に受けたブルズのキーパー菊池選手が好セーブを連発。キャプテン池之端選手も4得点を挙げ、ブルズの1点リードで前半戦を折り返した。後半戦は「やられたらやり返す」一進一退の攻防が続く中、オムロンが4点を連取。ブルズは終盤2点差にまで詰め寄るなど善戦したが21対23で惜敗した。

 ブルズは現在、レギュラーリーグ戦4試合を終えていまだ勝ち星なし。山川監督は「これが日本トップリーグの厳しい現実」と悔しさをにじませるが、「今回は地元応援の力も借りて日本一のチームを窮地に追い込んだ。『実力差があっても、ここまでやれる』という今後の自信につながる戦いだった」と熱戦を振り返る。選手たちは「この悔しさをバネにもっと練習を積み、早く初勝利をつかみたい」と闘志を燃やす。

 ブルズの次戦は9月29日、「ヒマラヤアリーナ」(岐阜市藪田)でソニーセミコンダクツ(鹿児島県)と対戦する。