飛騨高山ウルトラマラソン実行委員会が11月22日、来年6月9日に開催を予定する「第2回飛騨高山ウルトラマラソン」の参加者募集を始めた。
日本最大級・累積標高差2707メートルのコースを持つ同大会は、海抜約530メートルにある高山市街地から標高1345メートルの山岳地帯までを駆け上り、その後も激しいアップダウンが選手を襲い続けることから「日本一過酷なウルトラマラソン」とも呼ばれている。今年6月の第1回大会には全国から1017人が出場し、100キロと72キロのコースを走った(総合完走率79.5%)。
同大会事務局スタッフによると、近年一般のマラソン人口増加により、フルマラソンの先にある目標として100キロを走破するウルトラマラソンへの人気が高まっているという。同スタッフは「『古い町並み』をはじめ、自然豊かな高山を堪能していただける国内屈指のタフなコースで自分の限界に挑戦してみては」と参加を呼び掛ける。
募集開始から1カ月を待たず定員に達し、その後もキャンセル待ちが多数発生するなど注目の高さをうかがわせた前大会を踏まえ、今大会は定員を2倍の2000人に増やした。
参加資格は、大会当日18歳以上でフルマラソン完走経験のある健康な男女。定員と参加料は、100キロコース=1400人(1万6,000円)、72キロコース=600人(1万2,000円)。申し込みは、同大会案内パンフレット付属の郵便払込用紙か「ランナーズ・ウェルネス」のホームページから。締め切りは来年3月31日。
併せて、当日のボランティアも募集している。申し込みは同実行委員会事務局(TEL 0577-35-3145)まで。