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高山で「アトピカルお茶会」-アトピー・アレルギー症状の克服体験などをシェア

初開催の「アトピカルお茶会」

初開催の「アトピカルお茶会」

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 飛騨の里通りにある「飛騨高山森のエコハウス」(高山西之一色町3)で4月1日、「第1回 アトピカルお茶会in高山」が開催される。

お茶会メニューの一例

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 アトピー・アレルギー症状の悩みを持つ者同士が集まり、克服体験や改善策などの情報をシェアする同会の開催は今回が初。主催は、飛騨弁ブログ「ひだのしゃべりことば」を運営する高山市内在住のグラフィックデザイナー・大森貴絵さん。

 「夫、子ども、私と、これまで親子3人そろってつらいアトピー・アレルギー症状に苦しんできた」という大森さんは2年半前、都市部から生まれ故郷・飛騨高山への移住をきっかけに、ストレスをためず症状や体質と向き合うライフスタイルを実践。その結果、短期間で全員がアトピー症状克服に成功という経験を持つ。

 大森さんによれば、現在、「お茶会」のみならず「飲み会」「バーベキュー」「サーフツアー」など、「アトピカル」と銘うった同様の集まりが全国各地でも広がりを見せているという。「日常生活の中で同じ症状で苦しんでいる人たちに、私たちの体験が少しでも役立てば」と大森さん。

 「面白いことに私の家族は、それぞれみんな違う治り方でアトピーを克服した。特に私は『なるべく薬に頼りたくない派』で食べ物に気を配った一方、夫は食べたい物を食べて『薬を積極的に使う派』。真逆の方法を取った夫がなぜ症状を克服できたのかもお伝えしたい(笑)」と話す。

 当日は、アレルギー体質の人にも楽しめるお茶とお菓子を用意するほか、アトピー症状に悩む本人や子どもを抱える親たちを交えての体験談や悩み相談、症状との付き合い方を考えるシェアリングセッションを開く。このほか、「ひだ笑いヨガクラブ」の木下清春さんを講師に招いて行う「笑いヨガ講座」、大森さんによる克服体験談「たべてわらってアトピーなおったお話♪」を予定する。

 「今回、笑いヨガの先生を招くのは、私自身が『とにかく今、出会っておいた方がいい人』だと感じたから。一日平均約300回笑う子どもに対し、大人は15回ほどという話も。症状改善の鍵を握る自己治癒力や免疫力の向上に、ストレスが大きく影響していることは身をもって体験した事実」と大森さん。

 「とは言え、治し方は人それぞれ。特定の商品や治療法、考え方を押し付けるものではなく、『へぇ、こんな人もいるんだ』という気持ちで気軽に参加していただければ。ゆるく楽しみながらアトピー症状と向き合う集まりの場をこれからも積極的に続けていきたい」と笑顔を見せる。

 参加料は1人2,000円(18歳未満は1,000円、小学生以下無料)。定員は10人。参加申し込みはメールフォーム(http://form.os7.biz/f/c5438c98/)へ。問い合わせは同事務局「troom11@gmail.com」まで。

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