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高山「二十四日市」にぎわう-伝統工芸品店など164店が出店

この日限りの特価品も多く並び地元客を中心ににぎわった「二十四日市」。

この日限りの特価品も多く並び地元客を中心ににぎわった「二十四日市」。

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 高山の商店街通りで1月24日、毎年恒例の「二十四日市(にじゅうよっかいち)」が行われた。

高山「二十四日市」にぎわう-伝統工芸品店など164店が出店

 二十四日市は旧暦の年末に行われていた「年の市」を原型とし、現在では毎年1月24日に地元商店街が中心となって開いている冬の恒例イベント。農家の冬仕事で作った生活用具や日用品を売る「市」として栄え、かつての名残として現在でも、地元保存会が作る「宮笠(薄板の編みがさ)」や「小屋名しょうけ(竹編みのざる)」、「有道しゃくし(一木削りだしの木じゃくし)」「江名子ばんどり(稲わら編みの雨具)」など、本物の飛騨の伝統工芸品を販売する店も並ぶ。

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 歩行者天国となった本町通り商店街には、飛騨内外から集まった飲食店・特産品店164店が軒を連ねにぎわった。高山市観光課の発表によると、この日は同イベントに約4万6000人が訪れた。

 同日、高山陣屋前広場では、県飛騨農林事務所が飛騨産の豚肉、キノコ、野菜など全11種類がたっぷり入った「飛騨の満菜鍋」を振る舞い、熱々の鍋を求めて長蛇の列ができた。

 地元の女性は「毎年必ず雪が降り天気が荒れると言われる『二十四日市』だが、きょうはすごくいい天気で良かった。出店も昨年より多く、珍しいものがたくさんあり楽しかった」と話していた。