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「ひだ清見紅葉まつり」に1万人超-気仙沼のサンマ1500匹振る舞う

写真右から伏見七夫清見市所長・三ツ星ジョージさん(吉本興業)・川上哲也さん(NPO法人サポートコミュニティ飛騨代表)

写真右から伏見七夫清見市所長・三ツ星ジョージさん(吉本興業)・川上哲也さん(NPO法人サポートコミュニティ飛騨代表)

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 ウッドフォーラム飛騨(高山市清見町三日町)で10月22日・23日、「ひだ清見紅葉まつり」が開催され、昨年を上回る約1万500人の観客が訪れた。

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 開催は今年で27回目。当日は、宮城県気仙沼市の漁船から贈られた生サンマ1500匹を炭火焼きにして無料で振る舞ったほか、地元の特産品・体験コーナー・飲食ブースも多数出店。吉本興業からは岐阜県出身の芸人・三ツ星ジョージさんも応援に駆け付け、お笑いライブを開くなどで会場を沸かせた。

 サンマを提供したのは「第二十八豊漁丸」をはじめとする宮城県気仙沼市の漁師。これまでに延べ130日間、東日本大震災の復興支援で被災地を訪れ、現在も支援活動しているNPO法人「サポートコミュニティ飛騨」へ感謝の意を込め送られた。

 会場に設置されたメッセージ幕は、サンマのお礼と気仙沼漁港の復興を願う言葉で覆い尽くされた。NPO代表の川上さんは「サンマを提供して頂いた豊漁丸はまだ海に出られない。今回のサンマは北海道の漁港で水揚げされたものをわざわざ届けてくださった。どの災害でもそうだが、皆気持ちがだんだんと離れて被災地を忘れていく。これを機に災害復興への気持ちを新たに持ってもらえれば」と話す。

 吉本興業の地域振興企画として今年春から始まった『あなたの街に住みますプロジェクト・岐阜県に住みます芸人』の三ツ星」さん(岐阜市出身)も、「地方が盛り上がって、みんなが笑顔になって、日本全体が元気になっていってほしい」と話し、この日配信されたYNN(よしもとネタネットワーク)のユーストリーム岐阜県番組内では、「紅葉まつりのネタライブ中、飛騨牛の丸焼きコーナーのアナウンスに客を持っていかれた」様子などを語った。

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