飛騨･世界生活文化センター（高山市千島町、TEL 0577-37-6111）で9月8日、日比野克彦さんによる講演会とワークショップが開催される。主催の飛騨クラフト協会では現在、ワークショップ参加者を募集している。

　岐阜県出身のアーティストで東京芸術大学教授の日比野克彦さんは、「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」として2010年から、粟島海洋記念館（香川県三豊市）で「見えない物から創造する」をテーマにした海底探査船美術館「一昨日（おととい）丸」を始動。海底から発見された物に思いを巡らせる「ソコソコ想像所」を展開している。

　当日は、同センター内にある飛騨芸術堂で日比野さんの講演会「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクトについて」を開く。時間は13時30分～14時45分。参加無料。

　講演後はワークショップ「ソコソコ想像所」を開講し、木っ端やかんなくずなどを使って海の中の生き物や海底をイメージした造形物を作る予定。参加対象者は小学5年生から高校生までの講演会視聴者で、事前申し込みが必要。参加希望者は、往復はがきに住所･氏名･年齢･電話番号を記入し、飛騨地域地場産業振興センター「ワークショップ」係まで。定員40人（応募者多数の場合は抽選）。募集締め切りは8月9日。

　開催時間は15時～18時（飛騨･世界生活文化センター2階会議室）。参加無料。問い合わせは同振興センター（高山市天満町、TEL 0577-35-0370）まで。