下呂検定実行委員会(下呂市観光課内、TEL 0576-24-2222)は現在、3月2日に実施する「下呂検定」の受験者を募集している。
「下呂通度」を試し「下呂マスター」を目指す同検定は今年で6回目。2008年に始まり、当初は快調な滑り出しを見せた同検定だったが、年々受験者数が減り続けていることから、地元ファンに惜しまれつつも今回を最終回としていったん休止するという。
同会事務局の富永哲也さんは「再開の見通しは今のところ立っていないので、下呂マスターになるにはこれがラストチャンス。ぜひ多くの方に受験していただければ」と参加を呼び掛ける。
出題内容は下呂にまつわる温泉(文化・入浴法・芸妓)、歴史(寺社仏閣・史跡・文化財)、生活文化(食・みやげ・方言)、自然、観光などの分野から50問。レベルは、四者択一式のキッズ編、初級編、記述式の上級編の3つ。1問2点で合格ラインは70点以上。これまでの平均合格率は、キッズ100%、初級37.9%、上級31%。上級合格者の「下呂マスター」は現在38人。
受験料は初級・上級編=1000円。キッズ編=無料。定員なし。受験者全員に検定テキストと同市内の加盟店で使える300円分の「街歩きクーポン」を進呈するほか、合格者全員に「下呂温泉合掌村入場半額券」として使える合格証と合格バッジ、初級・上級の上位合格者には下呂温泉宿泊補助券や飛騨牛などを進呈する。
同会事務局では現在、「下呂温泉水明館」(下呂市幸田)で行う毎年恒例の「直前講習会」受講者も同時募集している。受講料は、温泉入浴券付き2,000円(検定受験料・テキスト・講義資料含む)。日時は、3月1日13時~17時。
申し込みは共に、同検定案内のホームページから「申込書」をダウンロードし、郵送かファクスで。申込期限は2月22日。