「新穂高ロープウェイ」(高山市奥飛騨温泉郷新穂高、TEL 0578-89-2252)で7月27日・28日、「夏休みバックヤード見学ツアー」が行われた。
親子連れの乗客を対象にした夏休み恒例企画の同ツアーは今年で3回目。この日は31人の参加者が施設職員の案内でロープウエー駅構内を巡り、機械室の巨大なリールが実際にロープを巻き上げる様子や、ゴンドラ内部にある脱出口を開けて緊急時の救助方法を聞くなど、普段は一般人立ち入り禁止の区域で体験見学を行った。
広報担当の有吉誠さんは「いつも整備や運行に携わっている職員が、専門用語を交えながらロープウエーの動く仕組みを分かりやすく説明するので、子どものみならず大人の方、特に男性参加者からの反応がいい。自由研究の題材や夏の思い出作りに、ぜひ親子でお越しいただければ」と参加を呼び掛ける。
次回開催は8月3日・4日を予定。ツアー参加費は無料(ロープウエー乗車代金別途、新穂高温泉~西穂口往復=大人2,800円、子ども1,400円)。子ども参加者には記念品を進呈する。定員は各10組で予約優先。時間は、午前の部=10時~、午後の部=13時~。集合場所はロープウエー「しらかば平駅」改札前。
しらかば平駅前の北アルプス資料館「新穂高ビジターセンター『山楽館』」(TEL 0578-89-2254)では現在、「ネイチャークラフト」コーナーを開設中。冬季中に雪の重みで折れたオオヤマザクラの枝を使った木工工作が楽しめることから、夏休みの課題製作に取り組む親子連れで連日にぎわっている。参加無料。8月31日まで。