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高山に複合業態店「産直めっさ」-「珍しいものが見つかる場所」テーマに

「産直めっさ」店内の様子

「産直めっさ」店内の様子

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 高山の国道41号線バイパス沿いに4月12日、スーパーマーケット&食堂&クラフトの複合業態店「産直めっさ」(高山市上岡本町、TEL 0577-77-9280)がオープンした。経営は岐阜県内でリサイクルショップ9店舗を展開するサンタトラスト(石浦町)。

クリエーティブスペース「ものずき」

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 「普段あまり見かけない、珍しいものが見つかる場所」がコンセプトの同店。岐阜県内の産直野菜とこだわり食材の店「産直めっさ」、地元個人作家のクラフト作品を販売するクリエーティブスペース「ものずき」、手作り総菜と定食の店「なごみ食堂」をワンフロアで営業する。総店舗面積は約70坪。地元住民をターゲットに、個性的な商品をそれぞれアピールする。

 「産直めっさ」の店舗面積は約30坪。岐阜県内の個人農家が作った産直野菜と工芸品、長崎県五島列島九十九(つくも)島の魚介類のほか、全国から取り寄せた調味料や食材を取り扱う。同社開発部の田中和幸さんは「地元ではあまり見かけないような珍しい商品ラインアップを心掛けている。今後は随時、地元個人農家の持ち込みも受け付け、生産者の顔が見える飛騨の産直野菜を徐々に増やしていきたい」と話す。

 クリエーティブスペース「ものずき」の店舗面積は約12坪。飛騨で活躍する個人経営のクラフト工房を中心に、作品展示と販売を行う。出店作家本人が日替わりで店番を務め、オーダーメードの相談なども請け負う。革製品作家で同店マネジャーの森誠さんは「普段、人とつながるきっかけがありそうでなかった個人工房の作家にとって、ありがたい場所」と話す。

 「単なるセレクトショップでなく、いろいろな分野の作家とお客さんとが直接対話できるので作品作りにとって刺激になる。お互いにヒントを出し合う事で新しい可能性が広がる気がする。深くて楽しいもの作りの世界への入り口となってくれれば」と期待を寄せる。

 「なごみ食堂」は同店で販売する産直野菜や食材を使った手作り総菜や定食を提供する。メニューは同社社長のおすすめという「海鮮チゲ鍋定食」(800円)、「牛モツチゲ鍋定食」(750円)など。店舗面積は25坪、席数は26席。

 営業時間は10時~17時(食堂は11時~14時)。水曜定休。

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