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高山・野麦峠で「工女」「工男」公募-飛信交流イベント「野麦峠まつり」で

昨年、初開催された飛騨側ルートからの「記念山行」の様子

昨年、初開催された飛騨側ルートからの「記念山行」の様子

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 高山市高根町で現在、5月26日開催の飛騨・信州交流イベント「野麦峠まつり」で記念山行に参加する「工女」と「工男」役を募集している。

野麦峠の古道を歩く「工女」姿の参加者たち

 高山市高根町と松本市奈川地区が合同開催する「野麦峠まつり」は今年で31回目。「野麦峠」は岐阜県と長野県の県境、標高1672メートル付近にある野麦街道最大の難所で、1979(昭和54)年、大竹しのぶさん主演の日本映画「あヽ野麦峠」(新日本映画)の舞台にもなっている。

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 明治から大正期にかけて、飛騨の農村から信州の製糸工場へ出稼ぎに向かう13歳前後の少年少女たちは、冬の吹雪が吹きすさぶ中、列をなして同峠を越えた。今年で2回目となる飛騨側ルートからの「記念山行」では、かつての少年少女たちの心情に思いをはせて往復約1キロ区間の野麦峠古道を歩く。

 当日は、高山市高根町から、「工女」「工男」役を演じる男女15人と一般参加者らが岐阜県側から野麦峠を登るほか、松本市奈川地区から、地元の小中学生約80人が同様の装束に身を固め、一般参加者と一緒に長野県側から峠を登る。同峠頂上にある「お助け小屋」(高山市高根町)で飛信両者が落ち合った後は、「火畑そば」や「山菜おこわ」など互いの特産品や郷土料理を持ち寄り味わうご当地グルメバザーや交流イベントを開く。

 募集は「工女」=10人、「工男」=5人。少雨決行。8時30分開始、16時終了予定。参加資格は「工女」が女性のみ、「工男」が男性のみで、いずれも小学校3年生~成人。全国から受け付ける。謝礼として昼食と、高根町内にある温泉旅館の入浴券などを用意する。

 高根支所の中嶋美奈子さんは「前回の記念山行では、親子での参加者や遠方からも多数おいでになり、いい思い出になったと大変ご好評いただいた。この機会にぜひ飛騨の歴史を五感で体感していただければ」と参加を呼び掛ける。

 募集締め切りは5月17日。申し込みは高山市高根支所地域振興課(TEL 0577-59-2211)まで。