合掌造りの古民家を移築・保存する野外民俗博物館「飛騨の里」(高山市上岡本町)で6月22日・23日、「こだまっていこう!in飛騨の里」が開催される。
本年度から始まった3年に1度の飛騨高山文化芸術祭「こだま~れ2013」の一環で、一般参加型としては上半期最大となる同イベント。
当日は、飛騨の里内にある12棟の旧家をはじめ、神社、あずまや、雑木林、広場など敷地全てを使って、アートギャラリー、ワークショップ、パフォーマンスなど2日間で約40種類の体験イベントを開くほか、飛騨の間伐材で作った木のお金「マーレ」(1マーレ=1円に相当)の流通も開始する。
主なイベントは次の通り。「高山ゆかりの作家展~日本画・版画」(旧田中家、旧大野家)、「名古屋芸術大学・現代アート展示」(旧若山家)、「笑刻家・岩崎祐司さんパロディ木彫展」(旧田口家)、「写真家・細江光洋が見た飛騨の暮らし展」(旧道上家)、「ネオジャパネスクコンサート」(旧西岡家)、「飛騨版画あんどん」(会場各所)。
雑木林・神社周辺「やんちゃっこ広場」およびワークショップエリア=「秘密基地を作ろう」「木の昔あそび」、「かんなくずアート~おりひめ・ひこぼし作り」(100マーレ)、「木のおままごと作り」(3,000マーレ、22日のみ)、「フェルトアクセサリー」(1,000マーレ、23日のみ)、「消しゴムはんこ作り」(100マーレ)、「寄せ植え作り」(2,000マーレ)、「ヨガdeリラックス」「飛騨ことばで聞く飛騨の民話」など。
旧吉真家では、「めでた講座」のほか、地酒のミニボトルを景品にした「おとなのわなげ」(300マーレ)も。フードマルシェエリアでは、「飛騨の食・地場産品販売」「道の駅味くらべ」「青空マーケット」を開く。詳細は高山市内で配布中の「こだま~れナビブック・夏号」のほか、ホームページでも確認できる。
開催時間は両日とも10時~15時。入場料は、大人=700円、小中学生=200円、乳幼児・高山市民無料(要身分証明書)。