高山の国分寺通り・安川通り商店街におよぶアーケードで40年にわたり開催されてきた「川柳あんどんコンクール」が今年で閉幕する。主催の「川柳あんどんコンクール実行委員会」では現在、第40回の川柳作品を募集している。
高山の夏の風物詩として同商店街を訪れる人の目を楽しませてきた同コンクール。昨年は、日本全国から7629句の応募があった。
実行委員長の奥洞洋一さんは「毎回応募下さる方も多く、できれば長年続けたかったので残念だが、諸般の事情によりひとまず区切りをつけることにした。40年間、ご協力いただいた皆さまにはあらためて感謝を申し上げたい。最終回となる今回も、ぜひたくさんの方にご応募いただければ」と話す。来年からは趣向を変え、安川商店街のみでの開催を予定しているが詳細は未定だという。
川柳作品の応募締め切りは5月20日(当日消印有効)。内容は思わず笑ってしまったり、納得させられたりするようなユニークな川柳で、未発表、オリジナル作品に限る。1人5点まで。展示期間は7月20日~8月25日を予定。詳細はホームページで確認できる。