高山市内の「本町通り」「国分寺通り」「安川通り」「下一之町通り」「さんまち通り」にある9商店街で7月14日、「まちなか歩いてクイズラリー」が開催された。主催は飛騨高山サマーフェスティバル推進協議会。
商店街をより身近なものに感じてもらおうと始まった同イベントは今年で3回目。当日は、ベビーカーを押しながらの親子連れや三世代での家族連れなど約1000人が参加しにぎわった。
クイズは各商店街から1問ずつ、「消火栓は何本あるでしょう」「街路樹は何本あるでしょう」など、その場所に行けば必ず解ける問題9問を出題。参加者らは、クイズの答えと3カ所に設けられたチェックポイントのスタンプを集めながら商店街を散策した。
ゴール地点の国分寺境内ではスタッフがクイズを採点し、全問正解者の約半数に「ひと夏分の花火セット」、各商店街が提供する「特賞引き換え券」、「商店街共通商品券」などが当たるガラガラ抽選会が行われたほか、参加賞として子どもにはお菓子セット、大人には500円分の商店街共通商品券が進呈された。
親子参加者の1人は「無料イベントの割りにきっぷのいい景品に釣られて参加した(笑)。普段こんなに歩き回ることはないのでとても疲れたが、競争ではなかったのでマイペースで楽しめた。最近では商店街に来る機会もめっきり少なくなっていたので、じっくり見て回って新しい発見もあった。今度ゆっくり来てみたい店も見つけた」と話していた。