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「飛騨高山雛まつり」始まる-市内88カ所に人形展示、スタンプラリーも

高山グリーンホテルに展示中のひな飾り

高山グリーンホテルに展示中のひな飾り

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 高山市内の店舗・宿泊施設や観光施設など88カ所で3月1日から、ひな人形を一斉展示する「飛騨高山雛(ひな)まつり」が始まった。主催は飛騨高山観光客誘致推進協議会。

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 1カ月遅れの4月3日に桃の節句を祝う飛騨地方のひな祭りに合わせ毎年開催している同イベントは今年で16回目。市内各所では現在、きらびやかな衣装をまとった古今(こきん)びなから素朴な味わいの土びな、神秘的で趣ある享保びななど、代々受け継がれてきたさまざまなひな人形が飾られ、訪れた人たちの目を楽しませている。

 高山グリーンホテル(高山市西之一色町)では、地元在住の真多呂(またろ)人形講師・岩田真紫藻さんが製作した木目込み技法のひな人形17体が総ヒノキ造りの御殿に並んでいる。富山県から来た宿泊客の一人は「まるで平安絵巻そのもの。時間を忘れて見入ってしまう。人形もうれしそうで見ているこちらも明るい気分になった」と目を細める。

 協議会ではこのほか、同イベントに合わせた恒例のスタンプラリーも実施。市内で配布中の案内マップに掲載された一般・宿泊施設と観光施設を複数カ所巡り、集めたスタンプ数に応じて「飛騨高山ピンバッジ」(全5種から1つ)、「ミニ雛さるぼぼ」、抽選で特産品セットなどを進呈する。

「氷菓」コースでは、高山を舞台にしたTVアニメ「氷菓」の関連施設3カ所以上のスタンプを追加で集めると、先着1000人に同まつりオリジナルの「飛騨杉間伐材の割り箸(氷菓特製パッケージ)」を進呈する。

 参加無料。開催期間は4月3日まで。

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