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飛騨高山高、「お米甲子園」で金賞-初出場で快挙、受賞米の販売も

金賞を受賞した生物生産科・作物班の生徒たち

金賞を受賞した生物生産科・作物班の生徒たち

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 飛騨高山高校(高山市山田町)の生徒たちが育てた米が11月23日、長野県木島平で開催した「全国農業高校お米甲子園」で最高賞の金賞に輝いた。

 今年で3回目となる「お米甲子園」は、米の成分や味の良さを競う「米・食味分析鑑定コンクール・国際大会」会場で行われた高校生部門の全国大会。今年は63校が出場し、105検体の米がエントリーした。

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 今回が初出場の同校。きっかけは、生物生産科2年生・作物班の4人が取り組んでいた「安心安全な米を一から作る」という課題研究から。今年初の試みとして、除草剤を一切使わず有機肥料で栽培した米を収穫していた時、同大会の応募用紙が届いたため「出品してみよう」という話になった。

 同校は10月、水分やアミノ酸などの食味値や味度値を機械で計測する予選を突破して選抜入りし、今月23日に各県の上位代表20校が米のおいしさを競う本選に駒を進めた。

 当日は、全て同機種の炊飯器を使って米を炊き、食味鑑定士などの専門家から、地元小学生や高齢者まで30人の審査員が実食。好きな米を投票で決定した結果、上位7校に選ばれ金賞を受賞した。

 生徒たちは「苦労が報われた。『草取り』を手伝ってくれた先生や生物生産科1・2年生のみんなにお礼を言いたい」と声をそろえる。「本選に出品されたほかの米を試食させてもらったが、まだまだ上には上がいる。来年も選抜入りを目指して米作りに取り組み、結果を残したい」と意欲を見せる。

 生徒とともに米作りを行った指導教諭の飯山篤史さんは「今回の受賞は苦労したからこその結果。来年に向けて今後も生徒たちを全力でバックアップしていきたい」と話す。

 受賞米は、同校舎内にある「スクールマートひのう」でも販売する。価格は「飛騨コシヒカリ」(5キロ入り)1,750円。営業時間は月曜・水曜・金曜の15時~16時。