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旧神岡鉄道で稚アユ放流-レールマウンテンバイク使い橋上から1万5000匹

高さ約15メートルの鉄橋上から稚アユを放流する地元漁協組合員

高さ約15メートルの鉄橋上から稚アユを放流する地元漁協組合員

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 飛騨市神岡町の高原川で6月12日、レールマウンテンバイクを使った稚アユの放流が行われた。

稚アユ放流仕様のレールマウンテンバイク

 高原川漁協組合員らはこの日、滋賀県の琵琶湖から運ばれた天然アユの稚魚1万5000匹を、オートバイに連結したトロッコの水槽に積み込むと、約2キロ離れた旧神岡鉄道線路上の放流困難ポイントまで運び、10メートルと15メートルの橋の上からビニールホースを使って放流した。

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 組合員によると、鉄道線路上からの稚アユ放流は、神岡鉄道が運行していた2000年ごろから始まったという。急峻(きゅうしゅん)な地形のため河原に近づけない放流困難ポイントの解決策として、かつては鉄道車両がトロッコをけん引していたが、2006年の廃線以降は、組合員らが総重量1.5トンにもなる重いトロッコをポイントまで手押しで運んでいた。

 鉄道レール上に固定した二輪車で線路を自走する「レールマウンテンバイク」が使われるようになったのは2009年から。以降毎年、「NPO神岡・町づくりネットワーク」の協力で、稚アユ放流仕様のレールマウンテンバイク車両が出動し組合員の作業を助けている。

 同組合長の岩垣康司さんは「レールマウンテンバイクを使うようになってから、元気な稚アユをスピーディに川に法流することができ本当に助かっている。今日放流したアユはシーズン最盛期の8月には27~28センチくらいに育ち、去年並みの釣果が期待できると思う。ぜひ今年もたくさんの釣り人に遊びに来てもらえれば」と話す。

 高原川のアユ釣り解禁は今月29日から。9月末ごろまで友アユ釣りなどが楽しめる。