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高山市が「すくなっつー」に特別住民票-ファンクラブ設立構想も

(右から)国島芳明高山市長、すくなっつー、身元引受人の中萩久夫会長

(右から)国島芳明高山市長、すくなっつー、身元引受人の中萩久夫会長

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 高山市役所市長室で12月5日、丹生川町のマスコットキャラクター「すくなっつー」の特別住民票交付式が行われた。

特別住民票を受けるすくなっつー

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 昨年11月から始まった「高山市特別住民登録制度」による認定キャラクターはすくなっつーで10体目。名前は先月初めに行われた地域イベント内で全国公募466通の中から選ばれた。飛騨丹生川地域に古くから伝わる伝説の鬼神「両面宿儺(すくな)」がモチーフで、性格の違う2体が背中合わせで1体になった珍しい姿が特徴。

 特別住民票の記載によれば、登録住所は「岐阜県高山市丹生川町日面(ひおも)両面窟(りょうめんくつ)、飛騨大鍾乳洞隣り」。生年月日は「古墳時代11月3日(推定年齢1600歳)」。

 この日、国島芳明高山市長から念願の特別住民票を手渡されたすくなっつーは親指を立てて喜びを表すも、「ダブルが売りだから2本にした方がよいのでは」と周囲から指摘され慌ててVサインに直すほほ笑ましい一幕も。関係者からは「手を引っ張られると怒る」と、これまで謎とされてきた性格が入れ替わるスイッチも明かされた。

 すくなっつーの身元引受人を務める飛騨にゅうかわイベント実行員会の中萩久夫会長は「今後は地域内外の人がすくなっつーを通じて交流ができるよう、特典やグッズを用意したファンクラブ創設も考えている。特異なキャラクターを生かし全国に活躍の場を増やしていけたら」と期待を寄せる。

 すくなっつーの特別住民票(写し)は高山市観光情報のご当地キャラクター紹介ページからダウンロードできる。

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