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飛騨高山高で「カーネーション市」-生徒が育てた300鉢販売

自分たちで育てたカーネーションを販売する生徒たち

自分たちで育てたカーネーションを販売する生徒たち

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 飛騨高山高校山田校舎(高山市山田町)で5月9日、園芸科学科の生徒たちが丹精込めて育てたカーネーションを販売する「カーネーション市」が開催された。

にぎわう会場の様子

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 昨年から始まった同市は今年で2回目。園芸科学科3年生の男女9人が、温室ハウスで昨年秋から栽培管理に当たり、5月11日の母の日にちょうど見頃を迎えるよう調整し育てたというカーネーションの鉢植えを1鉢500円で販売した。

 赤、ピンク、オレンジ、ローズの4色のカーネーションが色鮮やかに並ぶ温室ハウスにはこの日、多くの客が訪れ、用意した300鉢は40分ほどで完売。

 3年生の木下望さんは「黄色くなった細かい枯れ葉を取り除く作業が大変だったが、ちょうど良いタイミングで開花させることができてよかった。気持ちを込めた花があっという間に完売してくれてうれしい」と笑顔を見せる。

 生徒たちは購入客に「鉢の下にある受け皿の水を欠かさないよう気を付けて、日光にしっかりと当ててほしい」などとアドバイスしていた。

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